私たちは「三方よし」から地域へ貢献する経営を目指しています。
山主よし
森林よし
組合よし
地域よし
山主よし
組合員の要望にきめ細かく応えます
組合員の所有山林の価値向上に努めます
持続可能な素材生産を行い、組合員への利益還元に努めます
森林よし
森づくりを通じ、水土保全機能、温暖化防止機能、生物多様性の向上、獣害対策の強化に努めます
水源の森であることをしっかりと認識し、健全な森づくりに努めます
組合よし
安定した黒字経営を実現します
適正な利益を確保し、財務基盤を強化します
森林からの恵みを地域社会へ還元します
新たな産業を創出し、地域へ活力をもたらします
地域よし
私たちの思い
森林組合とは?
森林組合は1978年に改正された森林組合法に基づく森林所有者の共同組合です。「森林所有者の協同組織の発達を促進することにより、森林所有者の経済的・社会的地位の向上と森林の保続培養および森林生産力の増進をはかり、国民経済の発展に資すること」を目的として設立されました。
東近江市永源寺森林組合管内
組合員数(令和4年度時点)
正組合員636名
准組合員188名
合計824名
永源寺地区内森林面積15,319ha
東近江市の森林の紹介
東近江市は、鈴鹿山脈、愛知川、琵琶湖と一つの流域を水源の山地から湖まで併せもつ地域です。平成17年、18年と二回の合併により、神崎郡永源寺町、愛知郡愛東町、湖東町、八日市市、蒲生郡蒲生町、神崎郡五個荘町、能登川町が一つになって生まれました。
東近江市は、滋賀県北部と南部の気候の境目付近に位置し、琵琶湖岸から鈴鹿山脈に近づくにしたがって、雪の多い山地性の気候へと移り変わっていきます。東近江市の森林は面積21,833haと市の約56%を占めます。永源寺地域では人工林が多く、街場には里山林が多く存在します。
人間が一度手を入れた森林を健全な状態に保つには、定期的に管理を続けなくてはなりません。私たちは、びわ湖水源の森林の管理を請け負う組合として、それぞれの地域の特性、山主さんの要望に沿って、健全な森林を育てていきたいと思っています。東近江市の森林は個人所有、自治体所有、社寺所有など、ほとんどが民有林であり、整備には山主の皆さまの同意が必要です。地域の財産である森林を健康な状態に維持するため、ご協力をくださいますよう、お願いいたします。
特徴的な取組み
びわ湖材の生産
「びわ湖材」とは、合法的に滋賀県の山から搬出した原木、またはその原木を製材したものを言います。私たちは、びわ湖材取扱い業者として滋賀県から認定を受けており、地域材生産を通して地域の資源循環へ貢献していきたいと考えています。
里山林の整備・広葉樹材生産
私たちは里山林整備を手がける数少ない森林組組合です。将来的に高木になる樹種を残して、深刻なマツ枯れ・ナラ枯れ被害木を伐採、灌木類の整理を行っています。人の居住区と獣の住家の境界を明確にすることで獣害対策にもなっています。搬出された広葉樹材はチップ工場や薪工場へ出荷します。